王弟殿下のお気に入り 〜婚約を破棄したら、美麗な王弟に囚われました〜

著者:神山 りお

「婚約を破棄する!!」婚約者から、そう告げられ……メリッサは目が覚めた。そう【夢】だった。
 だが、メリッサは知っている。それは近々起きる出来事だという事を。だって彼は、いつも可愛らしい女性を傍に連れているのだから。
 自分を好きか嫌いかはともかく、婚約者がいるのだから節度は守って欲しいと願っていたが、言えば言う程に嫌われていった。昔はこんな人ではなかったのに、恋は良くも悪くも人を変えるものらしい。
 そして、メリッサは彼に何か言っても煙たがられるので、もう歩み寄る事も諦め始めていた。
 婚約者の浮気に諦めると、今度はメリッサの側にとある人物が近付く様になったのだ。

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