【連載版】断頭台に消えた伝説の悪女、二度目の人生ではガリ勉地味眼鏡になって平穏を望む

☆総合一位を頂いた短編の連載版です。一日一回更新中☆

王妃レティシアは断頭台にて処刑された。
恋人に夢中の夫を振り向かせるために様々な悪事を働いて、結果として国民に最低の悪女だと謗られる存在になったから。

夫には疎まれて、国民には恨まれて、みんな私のことなんて大嫌いなのね。
ああ、なんて愚かなことをしたのかしら。お父様お母様、ごめんなさい。

しかし死んだと思ったはずが何故か時を遡り、二度目の人生が始まった。

「今度の人生では恋なんてしない。ガリ勉地味眼鏡になって平穏に生きていく!」

一度目の時は遊び呆けていた学園生活も今生では勉強に費やすことに。一学年上に元夫のアグスティン王太子がいるけどもう全く気にしない。

そんなある日のこと、レティシアはとある男子生徒との出会いを果たす。
彼の名はカミロ・セルバンテス。のちに竜騎士となる予定の学園のスーパースターだ。

前世では仲が良かったけれど、今度の人生では底辺女と人気者。当然関わりなんてあるはずがない。

それなのに色々あって彼に魔法を教わることになったのだが、練習の最中に眼鏡がずれて素顔を見られてしまう。

そして何故か始まる怒涛の溺愛!囲い込み!

え?私の素顔を見て一度目の人生の記憶を取り戻した?
「ずっと好きだった」って……本気なの⁉︎

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