身代わりの生贄だったはずの私、狂犬王子の愛に困惑中

著者:長月 おと

伯爵家の長女ナディアは、家族から冷遇されていた。実母亡き後、父は後妻とその娘である義妹ジゼルを迎え入れ溺愛し、後妻はナディアを使用人以下の扱いをしていた。そんなとき義妹ジゼルに狂犬と呼ばれる恐ろしい王子の侍女になるよう、国から打診がきたが拒否。代わりにナディアが狂犬王子の生贄として行くことに。そして噂通りの傲慢な態度の狂犬王子クロヴィスは、初対面からナディアを突き放すような命令をしてきた。けれどもその命令がきっかけで、狂犬王子はナディアに興味を示して――

◇完結まで毎日投稿。全37話(約95,000文字予定)
◇感想欄閉鎖中。完結後に開放いたします。
◇カクヨム様でも掲載

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