旅の聖女ですが、王侯貴族に騙され呪いの儀式の生け贄にされたらなぜか不死になって最強に 〜実は異端審問官という裏の顔があるので今更救いを求めてももう遅い、お前ら全員邪教徒確定なので神の名の下、断罪する〜

著者:虎戸リア

【1章完結】
聖女ステラエアは、聖騎士である青年ヴァルをお共に世界救済の旅に出ていた。
その途中で立ち寄った小国で、ステラエアは王侯貴族達の策略によって呪いの儀式の生け贄にされてしまう。

しかし王侯貴族達は知らなかった。ステラエアは〝史上最強〟と謳われるほどの神聖力の持ち主であり、何より邪教徒を狩ることを専門とする特務機関の――異端審問官だという裏の顔があることを。

結果――二人は不死になってなぜか闇の魔力マシマシの最強状態に。

「とりあえず聖女なのにアンデッドなのは困るし、何よりあいつら全員邪教徒確定でしょ。呪いを解く為にも――仕方ありません……異端審問を開始しましょう」
「いや、そう言いながら滅茶苦茶嬉しそうじゃないですか!」 
「あいつら全員に異端審問官をナメたら、身包み剥がされてその肉の最後の欠片までもが滅殺される、ってことを魂に刻みこんでやる」
「敵ながら、同情する……」

こうして不死となり無敵の魔力を得た聖女による、異端審問という名に復讐が始まる

「ぎゃあああ首が取れたあああ! ヴァル、私の首拾っておいて! とりあえず首切ったあいつに聖女パンチをブチ込んでくるから!!」
「あ、ちょっと! 首なしで動くのは止めてくださいステラエア様!!」

のちにその国で、アンデッドな聖女の武勇伝が語れるようになったことは言うまでもない。

*ダークファンタジー感ある世界観ですが、主人公達は基本的にギャグ世界の住人です
*苦戦要素なし
*敵が可哀想(ざまあ要素あり)
*一部グロテスクな表現があります。適当に読み飛ばしてください
*他サイトにも連載中

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