心を読む能力を手に入れた結果、俺はハーレム系ラブコメの鈍感主人公だった事に気付く~ひたすら美少女達の好意が頭の中に響くんだけど、何これ怖い

著者:むこと

ジャンル別日間ランキン3位感謝

「ごめんねー……あんたのことずっと騙してたの」

そう言う彼女は浮気相手と共に俺、井口雄太郎の元を去っていった。

結果ショックで寝込んでしまう訳だが……その際に特別な能力を授かる。

それは他人の心を読めるようになるというものだ。

初めはワクワクしたが周りから聞こえてくるのは聞くに堪えない汚い言葉ばかり。
人に対する疑念は増す一方だ。

俺にとってはそこまで欲しかった能力じゃない……そう思って矢先だった。

何気なくいつも周りに居る美少女達の心を読んでみると……

「井口くん。あまり私に迷惑はかけないでくれるかしら」
(嘘。貴方の為なら何でもやるわ)

「私の好きな人?雄太郎には教えないよ」
(本人に言えるわけないじゃん……)

「不純異性交遊は看過できません!しっかり私が見張らせてもらいます」
(正直井口先輩と一緒に居られる口実が欲しいだけなんだけど……)

おいおい……これがお前らの本音だったのか?

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