田舎の貴公子と都会の田舎令嬢

 王都に住む伯爵家令嬢のカレンは、王立学院に入学して、辺境に住む幼馴染みの伯爵家の跡取り息子のレントに会えるのを心待ちしていた。
 カレンは夏の終わりに毎年レントの住む辺境の田舎の領地に行くのを楽しみにしていた。しかし、三年前にある事件が起きてから、彼女はその辺境の地へ行く事が出来なっていたのだ。
 ところが、久しぶりに再会したレントはすっかり変わっていた。純朴な少年から都会的な貴公子へと。そして彼はカレンを完全に無視して話かける事もなければ、話しかけられることも避けていた……

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