主人公と曲がり角でぶつかったら、恋愛ゲームの選択肢が現れるようになった脇役の話 ~いつの間にか主人公のヒロイン達とハーレムルート!?~

【1章完】

 代り映えの無い日常は、選択次第で大きく変わってゆく。

 高校2年の始業式の日。急いでいた俺、脇谷九郎は同級生である超絶イケメン主人公、酒神公太と曲がり角で激突した。

 ――――その時から俺の眼前には、恋愛ゲームに出てくるような選択肢が度々現れるようになった。

 それを選ぶごとに変わって行く九郎の周り。

 公太の周りに集まる予定だった美少女達、春のように優しい少女も、夏のように元気な少女も、秋のように淑やかな少女も、冬のように凛とした少女も、いつの間にか九郎の周りに集まるようになる。

 しかし好感度だけが上がる選択肢ばかり選び続けてしまったのか、意図せぬ方向に物語は進んでいき――――

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