「別れようリリス。俺のことは忘れてくれ」
そう言った男の瞳には何の感情も浮かんでいないように見えた。縋ることも、問いただすことも、罵ることもできずに2人の関係は男の一方的な別れの言葉だけで終わった。
数年後リリスは聖女として魔王討伐の旅に出る。リリスを便利な道具のように扱うハーレム勇者と、リリスを目の敵にする女性メンバー3人。そして、リリスに侮蔑と色欲の目を向けるパラディン。リリスは内心うんざりしながらも耐えていた。全ては己の本懐を遂げる為に。
注意事項
・勢いで書き上げた短編です。
設定等ガバガバなので、深く考えずさらっと読むことをオススメします
・予告なく修正することがあります
・同様の内容をカクヨムにも掲載しています
レビュー