【完結】瓶底メガネ令嬢ですが、婚約者の顔がよすぎてつらい 〜国で一番の美形にプロポーズされました。どう考えても釣り合わないのでお断りしたいのになぜか求婚がエスカレートしていきます〜

著者:杓子ねこ

貧乏伯爵家の令嬢クロウディア・ベッカーは、ぶあつい眼鏡が特徴の、地味な見た目。
社交は苦手で、本ばかり読み、美術の世界に逃避する日々。
こんな自分に結婚のことなど考えられない――と思っていたのだが。

ある日王都で出会った〝美貌の貴公子〟セリアン・ロイヒテンに求婚され、イケメン圧に気絶しているあいだに婚約まで結ばれてしまう。

「セリアン様の妻なんてわたしには無理です!婚約は解消してください!」
「婚約解消されないように、ぼくもがんばるよ(ニコッ)」
「ヒィッ、顔がいい……」

クロウディアが説得しようとすればするほど、セリアンの求婚は斜め上に激しさを増す。
やがてセリアンとクロウディアが婚約したという話は王都に広まり、ほかの令嬢たちにも目をつけられて…?

自分の見た目に自信のもてない令嬢が、顔のよすぎる婚約者にふりまわされながらも、少しずつ成長していくお話。

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