じょっぱれアオモリの星 ~「何喋ってらんだがわがんねぇんだよ!」と喋らいでギルドをぼんだされだ青森出身の魔導士、クズスキル【翻訳】の新米回復術士と共にツートな無詠唱魔術で最強冒険者ば目指す~

【6/26(土) 連載版始めてしまいました。

『じょっぱれアオモリの星 ~「何喋ってらんだがわがんねぇんだよ!」どギルドをぼんだされだ青森出身の魔導士、通訳兼相棒の新米回復術士と一緒ずてツートな無詠唱魔術で最強ば目指す~』
https://ncode.syosetu.com/n0719hb/

よろしくです】

「オーリン・ジョナゴールド君。悪いんだけど、今日づけでギルドを辞めてほしいの」
「わ――わのどごがまねのすか!?」

巨大冒険者ギルド『イーストウィンド』の新米お茶汲み冒険者レジーナ・マイルズは、先輩格であった中堅魔導士オーリン・ジョナゴールドがクビを言い渡される現場に遭遇する。

原因はオーリンの酷い訛り――何年経っても取れない訛り言葉では他の冒険者と意思疎通が取れず、パーティを危険に晒しかねないとの判断だった。追放されたオーリンは絶望し、意気消沈してイーストウィンドを出ていく。だがこの突然の追放劇の裏には、美貌のギルドマスター・マティルダの、なにか深い目論見があるようだった。

その後、ギルマス直々にギルドを追放されたオーリンへの随行を命じられたレジーナは、クズスキルと言われていた【翻訳】のスキルで、王都で唯一オーリンと意思疎通のできる人間となる。追放されたことを恨みに思い、腐って捨て鉢になるオーリンを必死になだめて励ましているうちに、レジーナたちは同じイーストウィンドに所属する評判の悪いS級冒険者・ヴァロンに絡まれてしまう。

小競り合いから激昂したヴァロンがレジーナを殴りつけようとした、その瞬間。

「【拒絶(マネ)】――」

オーリンの魔法が発動し、S級冒険者であるヴァロンを圧倒し始める。それは凄まじい研鑽を積んだ大魔導士でなければ扱うことの出来ない秘技・無詠唱魔法だった。何が起こっているの? この人は一体――!? 驚いているレジーナの前で、オーリンの超人的な魔法が次々と炸裂し始めて――。

「アオモリの星コさなる」と心に決めて仮想世界アオモリから都会に出てきた、ズーズー弁丸出しで何言ってるかわからない青年魔導士と、クズスキル【翻訳】で彼のパートナー兼通訳を務める新米回復術士の冒険譚。わからないと思われる言葉にはルビ振ってますが、もし本当にわからない場合はコメントにて質問お願いします。

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