王太子殿下は真実の愛を貫きたい

【完結、全6話・約1万5000字】
 第一王子(王太子)の婚約者である公爵家令嬢シャルロットは学院の卒業パーティーで婚約者である王太子から婚約破棄を告げられる。
 王太子の隣には男爵令嬢の姿。王太子は身分差を否定し真実の愛を貫くとして男爵令嬢との婚約を宣言する。その混乱の場にやってきたのは王太子の父である国王陛下。
 国王は激怒し、王太子を殴り飛ばすと第一王子から王太子の地位を剥奪すると宣言する。
 後日第一王子は正式に廃嫡となり、王家から追放されて臣籍へと降下し、最下級の貴族である男爵として辺境の地へと追放される。
 一方、婚約を破棄されたシャルロットは密かに想いを寄せていた公爵家に仕える執事と婚姻することを許される。
 というのがこの国の表向きの歴史である。
 これはその歴史の裏に隠された、とある男が真実の愛を貫きそして真実の愛を手に入れる物語。 

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