変態紳士と婚約者、またはその妻

ギルバートは筆頭公爵家の跡取りだ。
王族の血筋でもあるギルバートは、十年前当時五歳の婚約者と出会った時に、ある事を自覚した。

それは、王族の血が濃ければ濃い程現れる変態的性癖とも言えるもので……

これのせいで結婚できない男もいたりいなかったり…
中には、それを必死に抑えて夜を過ごす人物もいたりいなかったり……

しかし、優秀なギルバートは考えた。
果たして自分の欲望を抑え込むことが出来るのだろうかと。
答えは簡単。
できるだろうがやりたくない。

でも、別に問題ないんじゃないか?
表に出なければ分からない。
犯罪行為も知られなければ罪にはならない。
相手に嫌がらなければ合法だ――と。

そして、十年後。
婚約者リリアーヌは、遅咲きの反抗期に入っていた。

《注意》
直接的なR18(ベッドでのあれやこれや)はないものの、変態男が出てきます。
ちなみに犯罪チックな男です。
苦手な方は閉じましょう。
覚悟がある人のみ先に進みましょう。

アルファポリスでも掲載中

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