義弟の婚約者が私の婚約者の番でした

著者:いづみ

「ー…姉さん…ごめん…」
金の髪に碧瞳の美しい義弟が一筋の涙を流しながら私を見て告げる。
自分も辛いだろうに、この優しい義弟はこんな時にも私を気遣ってくれているのだ。
視線の先には
私の婚約者と義弟の婚約者が見つめ合っている姿があった。

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