毒、骨折、冤罪、婚約破棄のフルコンボを喰らって領地に帰ってきた辺境伯令嬢、二年後また次期王妃候補になりましたが……

著者:蘇芳のこ

「ラビィニア・シュタインベック。いまこの場にて貴様との婚約を破棄する」
 学園の卒業パーティーで待っていたのは、王子による婚約破棄と断罪(冤罪)だった。
 弁解しようにもシャンパンに仕込まれた毒で喉を焼かれ、王子の取り巻きである騎士団長の息子には腕を折られて失神でパーティーを退場した私ことラビィニア。
 次に目が覚めると懐かしい我が家のベッドで、一月眠っていた旨と正式な婚約破棄を知る。このまま名誉を傷つけられて黙っていられない。せめて細やかな嫌がらせをしてやろうと動き回って二年、なぜか王弟殿下の婚約者に選ばれました。

日間異世界〔恋愛〕4位と5位に初めてランクイン致しました。皆さまありがとうございます。
……ところで皆様サーチ能力高過ぎませんか?ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ!

◆注意◆
ご指摘がありましたので記載させて頂きます。
当作品にて『傷物』という表現がございますが、作者は傷のついた物=貴族人生に傷がついたという意味合いで使用しております。
処女でない女性、性的に乱暴され穢された女性を指すキズモノは『疵物』と作者自身は記憶、区別しております。もし間違いだと言う方がおりましたら後学の為に是非とも出典元等も記載していただけると有り難いです。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー