【連載版】落ちこぼれギルド職員、早く帰るためSランク召喚士としてボスを倒してた〜「定時で帰るから」と追放した癖に、今更戻ってこいと言われても遅い。僕は病弱な妹のためホワイトな冒険者ギルドに再就職した

著者:茨木野

僕、キルト・インヴォークは冒険者ギルドの受付で働くギルド職員だ。

僕には幼い病弱な妹が居て、唯一の肉親である僕の帰りを待っている。

妹のために定時であがりたいけどダンジョン攻略が進まないせいで残業の日々!

耐えきれなくなった僕は一人、ダンジョンボスをソロ討伐する。

実は謎のSランク冒険者【黒銀の召喚士】として、隠れて活動していたのだ。

ボスも倒して定時で帰れるようになった僕だったけど……。

「定時で上がるような無礼者は、このギルドにはいらん、クビだ!」

途方に暮れる僕の元に、別のギルドマスターがスカウトしてくる。

「我がギルドなら副業OK。残業もなし、手厚い保証もあるし有給もめっちゃあるぞ?」

こうして僕はホワイトな冒険者ギルドに再就職する。

一方で、僕をクビにしたギルドは、実は有能なギルド職員+伝説の召喚士を追放したことで、破滅へと向かっていく……

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