世界でたった一人だけの魔女は、悪役令嬢と言われ、王太子の妹への心変わりにより婚約破棄された人でした。今は辺境の塔でスローライフを送っていました。昔自分を裏切った妹の子孫の王子がやってきて…。

著者:かのん

私は昔、世界で一番愛していた妹と、婚約者の王太子に裏切られ、妹を毒殺しようとした女として
処刑を言い渡された悪役令嬢と言われた女だった。
処刑される寸前に魔女として目覚めた私は、森の奥の高い塔の上で今日も一人だけで日々を過ごしていた。私は対価をとり、人の願いをかなえる魔女。
塔の上にやってくるのは数百年に一人、ただ一人退屈と共に過ごしていた。
すると昔憎んだあの女とよく似た顔立ち、同じ色の瞳の王子と名乗る青年が願いをかなえてほしいとやってきて。

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