隠れ【剣聖】な俺は男爵家から追放され、王家に拾われました。

著者:如月成瀬

三百年に一度現れる、半ば伝説の存在、『剣聖』。
「おはよーございます、穀潰しお兄様!」
義弟の鬱憤を晴らすために暴力を振るわれるような少年が剣聖だということは、誰も知らなかった。彼が偶然、王家の姫を助けるまでは。

家族からの愛情を受けられず、喋る鼠と古い本から全てを学んだせいで、主人公レイモンドは王女を助けず傍観する姿勢を示したり、家族が罰せられるのを見ても特に何も思わなかったり……どこか欠けたレイモンドが、常人離れした力で正しい道を切り開けるのか。

それとも──。

可愛い王女に思いを寄せられ、優秀な王子と友誼を結び、変態メイドに義弟を捧げ、喋る鼠の弟子になる。悲劇的な幼少期を過ごした剣聖が、日常を作るまでの物語。

※ざまぁ要素はありますが、主人公の性質上あまり大きくはありません。

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