【連載版】左遷された無能王子は実力を隠したい~二度転生した最強賢者、今世では楽したいので手を抜いてたら、王家を追放された。今更帰ってこいと言われても遅い、領民に実力がバレて、実家に帰してくれないから…

著者:茨木野

主人公のノアは、転生者。
前々世では剣聖、前世では賢者として活躍していたのだ。

だがずっと働きづめにされており、もう英雄なんてうんざり!

ある日ノアが死んで目覚めると、今度は王子として生まれ変わっていた。

 高い魔法の才能と、剣聖の剣術の実力を秘めていたいたが、また忙しい日々を送りたくなかったので、ノアは全身全霊をかけて無能のフリをした。

そして、15歳の誕生日。
スキル鑑定によって無能であることが判明(実は隠蔽スキルで隠していただけ)。

晴れて追放されたノア。
父より温情として与えられたのは辺境の領地。

そこで第二の人生を楽して過ごしてやる!と意気込むノアだったが、彼は知らない。

実はその領地は、人が住めないとされる魔の森のなかにあったことを。

そしてこの世界が前世、前々世と比べて未来の世界で、人間達のレベルが下がっていたことを。

ノアが森でモンスターに襲われていた女の子を助けたことをきっかけに、彼の有能さがバレてしまう。

「ドラゴンを一撃で倒すなんて、さすがノア様!」

「どうしてこうなったぁああああああ!」

 一方で、王家もまたノアの有能さに気付いて、彼を取り戻そうとやってくる。

「来るのが遅えんだよぉおおおおおお!」

 そのときにはすでに、ノアは魔の森の領主として、領民からあがめ立てられていたのだから。

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