国立大学法人東京魔術大学 ─血継魔術科─

【支配の魔剣】は災厄の魔剣。かつて日本を戦乱の渦に巻き込んだ魔術師が使っていた魔剣。

「人類が魔術という異能を得て幾星霜。──未だに二日酔いは克服できていないようですね」

その魔剣を運悪く使えるようになってしまった大学生、伊庭八代はパトカーの中で全裸でそう呟いた。魔術が一般に普及した現代。 科学が発展すると共に少しずつ魔術が衰退している現代で 日本の魔術学校の最高峰、国立大学法人東京魔術大学【血継魔術科】では今日も問題が発生していた。生徒が酔っぱらった挙句全裸で寝ていて逮捕されるわ。テロが起きて最前線に駆り出されるわの慌ただしい日々。 この物語は、そんなたった"七人"しかいない血継魔術科の怠惰な日常と栄光の日々を描いた物語である。

第10回書き出し祭り。第2会場1位を頂く事ができた作品です。
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