ずっと推していたアイドルが引退してお隣さんになったが、俺は彼女にめちゃくちゃ嫌われている

著者:mimc

7月7日、今日は俺がデビュー当初から推しているアイドル 榎本 李梨沙の誕生日であり、彼女の夢である武道館ライブの日だ。

俺はもちろん今日あったバイトは休みを入れ、
彼女を祝う為このライブに参戦した。

やはり李梨沙は最高だ! 
・・・ん?重大発表?

「私、芸能界を引退します!」

・・・え?

えぇぇぇぇぇえええええええええ・・・

俺は夜通し泣いた。泣きまくった。
そして推し引退の翌日、インターホンが鳴り玄関をあけると、俺を睨みつけた絶世の美女もとい
推しが・・・いた。

「・・・隣に越してきたので、よろしく」

そう言って俺は彼女に、
手土産であろうタオルを顔面に投げつけられた。

・・・いや、何で俺嫌われてんの。

* この作品は『カクヨム』様でも掲載しております。

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