恥を知れ

著者:鈴宮

 皇帝の側近カーティスは、その冷たい態度により、周囲から酷く恐れられている。とりわけ女性への態度が冷たいことから、主人である皇帝アーロンから結婚を急かされる始末。そんな時、カーティスは皇妃エヴァから『似合いの女性がいる』と紹介を受ける。伯爵令嬢ルーナだ。ルーナはカーティスに負けず劣らず氷のように冷たく、表情の変化に乏しい女性だった。
 初めはぎくしゃくしていた二人だが、徐々に心を通わせるように。
 けれど、ようやく婚約へと話が進んだある日、ルーナからカーティスに一通の手紙が届く。そこには『あなたの妻にはなれない』と書かれていて――――。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー