真実を見抜く目をもって、清く美しい人と見てもそれが絶対の真実というわけではないことを光の王太子殿下に婚約破棄をされた私が思い知った日について語りましょう。

著者:伊織

生まれてからずっと分厚い眼鏡をかけている私。
実は目が悪いわけではありませんでした。
目を潰したいという絶望に囚われたこともあるほどでした。
私は人の真実を見通す目を持っていたのです。
王太子殿下と婚約できたときは天にも上る心地でした。私に非がない限り婚約破棄などないと思っていましたが婚約を破棄してほしいと殿下に言われてしまい。どうして光の王子といわれるほど性格がいい人がそんなこと?と思ったのですが。それに私の目には彼は…。

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