【本編完結】悪役令嬢に転生かと思ったら違ったので定食屋開いたら第一王子が常連に名乗りを上げてきた

 サズレア王国第二王子のクリス殿下から婚約解消をされたアリエッタ・ネリネは、前世の記憶持ちの侯爵令嬢。王子の婚約者で侯爵令嬢……という自身の状況からここが乙女ゲームか小説の中で、悪役令嬢に転生したのかと思ったけど、どうやらヒロインも見当たらないし違ったみたい。

 好きでも嫌いでも無かった第二王子との婚約も破棄されて、面倒な王子妃にならなくて済んだと喜ぶアリエッタ。我が侯爵家もお姉様が婿養子を貰って継ぐ事は決まっている。本来なら新たに婚約者を用意されてしまうところだが、傷心の振り(?)をしたら暫くは自由にして良いと許可を貰っちゃった。

 それならと侯爵家の事業の手伝いと称して前世で好きだった料理をしたくて、王都で小さな定食屋をオープンしてみたら何故か初日から第一王子が来客? お店も大繁盛で、いつの間にか元婚約者だった第二王子まで来る様になっちゃった。まさかの王家御用達のお店になりそうで、ちょっと困ってます。
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※料理に関しては家庭料理を作るのが好きな素人ですので、
 厳しい突っ込みはご遠慮いただけると助かります。
※物語の最終付近はバトルシーンなどが入ってきます。ご注意下さい。
※当作品では王妃の敬称を“陛下”としております。
 色々調べた上で、陛下でも間違いではない様なのでそのようにしております。
 それがどうしても気に障る様でしたら、
 申し訳ありませんがそっとページを閉じて頂けると助かります。
(誤字脱字報告には感謝しております)

アルファポリスでも公開しています。

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