たとえ死がふたりを分かつとも

聖ベネディクティオ魔導帝国の聖女にして公爵令嬢であるエヴェリーナ(17歳)は、ある夜、婚約者であるヤン・ネポムク王子(18歳)と交わしていた婚約の魔術契約が一方的に破棄された衝撃で昏睡状態に陥る。三日後、目を覚ました彼女が知ったのは、ヤン・ネポムク王子とアニュス・デイ国のスーリア姫との結婚の話題であった。
魔術が生活に密着した世界で、王侯貴族の何たるかを知らないボンクラ王子と、莫大な霊力を持つ天才公女との婚約破棄がもたらすものとは……。

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