偽りの聖女は竜国の魔法使いになりました ~面倒だから聖女のフリをしてと言ったのはお姉様なのに、今さら偽物呼ばわりは酷くないですか? もう耐えられないので、鍛えた魔法の腕で古の龍国再建に協力します~

貴族の家に双子として生まれたライナとレナ。妹のレナは我儘で自分勝手な姉ライナに振り回される日々を送る。そんなある日、ライナが聖女に選ばれてしまった。面倒だからやりたくないライナは、そっくりな妹のレナに身代わりをするよう提案する。
逆らえない彼女は承諾し、聖女のフリをするため魔法を必死で学んだ。そうして聖女になった彼女は、日々の御勤めを熟していく。
嫌々始めたことだったとはいえ、王子や友人、いろんな人に支えられながら、充実した毎日を送っていた。

しかしそんな日々も――

「私が本物の聖女ですわ!」

姉の一言で終わりを向えてしまう。

しかし周囲の者たちは気づいていなかった。
聖女のフリをするために学んだ魔法の腕は、本物の聖女すら超える領域に達していて?

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