「スライムも倒せぬ無能!」と追放された【強者喰い《ジャイアントキリング》】はドラゴンをワンパンしスキルも吸収するチートだった。父上、戻ってこいと言われても聖女に頼まれて専属騎士になったので無理ですよ?

「スライムも倒せぬ無能がッ! 出ていけッ!」
 十七歳の少年レド・オルレインは、才能開花の儀で誰も知らない謎のエクストラスキル【強者喰い(ジャイアントキリング)】を手に入れる。そのEXスキルを得てからスライムに挑むと、なんとスライムを倒せなくなっていた。
 
 追放されたレドは王都の聖女リコリス・メイヤーがドラゴンに襲われているところを目撃。

「スライムを倒せない俺にどうしろっていうんだ」と思いつつも、彼女を守るため初級剣技をドラゴンに放ったところ、なんと一撃で討伐。
 
 さらにドラゴンが持っていたスキルもすべて吸収する。

 その様子を見ていた聖女リコリスから、レドはこう告げられた。「私の専属騎士になっていただけませんか?」
 
 一方、そんなレドを追放してしまった父アルヴァン。

 彼は聖女リコリスの父であるジェフティム陛下にレドについて言及され、実は有能だった息子の追放をなかったことにしようとする。

 アルヴァンはレドの弟であるEXスキル【剣聖】を持つジークに「追放の取り消しをレドに伝えよ」と命じたのだが、ジークは剣聖の力でレドの聖女専属騎士という立場を奪ってしまえば、より高い爵位を得られるとイキがってしまい──

※初投稿作品です。
※カクヨムにも掲載しています。

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