双子の妹は同じ顔が二つもあるのは嫌だと私をいじめて顔に一生涯消えない傷を負わせました。そして…婚約者である殿下を奪い取ったのです。許せと両親には言われましたが…婚約式に出たくありません

著者:咲良

私は同じ顔があるなんて嫌だとずっと双子の妹に言われ続けてきました。
階段から突き落とされたりしたこともありましたが、あら大した怪我もしないなんて運がいいのねなどと言われたのです。わざとじゃないわと言い訳をしたのですが…。でも妹ですし、わざとじゃないと思い込むように私はしたのです。
そして王太子の婚約者に私が決まった後、妹が私を暖炉に突き飛ばし、私は顔と手に火傷を負ったのです。生涯消えない火傷の跡を見て、両親は妹と取り換えようと言い出し、殿下もそれで了承をしたのです。婚約式にでろと両親に言われて…私は妹に復讐をすることにしたのですが。

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