キス一回の「課金」で俺になんでも雑用を押しつけてくるとなりの四姉妹

「すればいいんでしょ! 課金! ね!」

俺――高校生の森崎神秀(じんしゅう)は、仕事で家に寄り付かない両親の代わりに、隣に住む御厨さんの庇護の下で暮らし、四姉妹と一緒に育てられた。そのご両親が田舎に引っ越すとき、俺は家事など何も出来ないダメダメな四姉妹の代わりに進んで家事をかって出るようになり、高校一年となった今では、御厨家の家事一切を取り仕切る人間となっていた。

だが、顔と体以外は何もかも全くダメな悪魔の四姉妹――「だらし姉ぇ」風夏、「歪み姉ぇ」林音、「仕方姉ぇ」火凛、「大天使」山女の四姉妹は、いつしか「課金」という名のキスひとつで俺に様々な雑用を押し付けてくるようになり、俺はイヤイヤながらも四姉妹に「重課金」されは不必要な雑用をこなす生活を続けていた。

だが、揃いも揃って曲者である四姉妹の「課金」は、いつしか俺の想像を遥かに上回って過激になってきて――。

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