「あなたの未来の奥さんです」と我が家にランドセル背負った幼女がやってきた

著者:筧 千里

 俺――佐伯祐二は二十歳のフリーターであり、コンビニ夜勤のバイトをしている。
 いつも通りのバイトを終えて、バイト先から程近い場所にあるアパートに帰ったところ、玄関の前にいたのはランドセルを背負った幼女だった。
「あたしは、森川茉里奈。あなたの未来の奥さんです」
 おまわりさん、事案です。俺の。

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