無自覚令嬢による王子の断罪劇と、その結末。

著者:

「ローラ・ハーシュ公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!」

そう告げられたローラ。しかし。

「申し訳ありません……。私は、お仕事を半分しかお手伝いすることができませんでした」
「申し訳ありません。ひと月ほど前の夜会で胸元の開いた赤いドレスを着ていらっしゃった方でしょうか? それとも先日の夜会で殿下の目の色のドレスを着てらっしゃった方ですか?」

自分の非を認め、精一杯正直に話すローラ。
だが、陛下までやってきて、混乱はどんどん大きくなり……。

私は、私の幸せを……?

無自覚に王子を断罪していく自己肯定感が低すぎる令嬢が、ひとりの男に救われるまでのお話。

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