「生産職なんぞ王族の恥だ」と捨てられた僕は、「オールクラフター」で辺境の村のために無双します。

著者:消し炭

 十五歳の誕生日に、なんでも創れるジョブ『オールクラフター』を授かったランゼンは、国王である父には「生産職なんて泥臭い事をするのは王族の恥だ」と言われ見捨てられ、【剣聖】のジョブを授かった兄からは「努力なんて無駄なんだよ」と吐き捨てられ馬鹿にされる。
 後日、父親に騙され、ランゼンは名前を剥奪され、辺境リアーヌス領の森に追放される。そして、王都では、ランゼンは自殺をしたことにされてしまう。

 森を行けば小さな村があると言われたランゼンはそこに向かおうか悩んでいるとき、森の中で少女の叫び声が聞こえる。
 走って向かうと、ゴブリンに襲われている少女、リンカと出会うことになり、彼女を助けようとしたランゼン。
 だが、生産職では目の前のゴブリンにも勝てなかった。自分も兄のように【剣聖】だったら、とそんなことを考えた時、頭の中に声が響く。

『ジョブ【剣聖】を作成しますか?』

 え?
 なんでもって、ジョブも創れるの?

 一縷の望みを賭け、ジョブ【剣聖】を作成するランゼンは、本当に【剣聖】のジョブを手に入れてしまう。

 無事にゴブリンを倒したランゼンは新たに『ランゼ』と名乗って生きることになった。

 ランゼはリンカに連れられるまま森の先の村、オロットに行くことになり、そこの村長を任されることになってしまう。
 そして、彼はこの村のために力を使おうと、決意するのだった。

※他サイトでも連載しております。他サイトとの表記の兼ね合いから、タイトルを変更いたしました。
※旧題「生産職なんぞ王族の恥だ」と捨てられた僕は、「オールクラフター」で辺境の村を最強にしてしまっていたようです。~農民しかいない村? いえ、元村長は賢者ですし、僕も剣聖になれたんですよ~

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