母違いのお姉さま、義理の母、優しくて幸せと家族の愛全てを信じていた自分がおろかだと知ったのは、自分が聖女に選ばれ、王太子の婚約者になることが決まってそして婚約破棄されてからでした。

著者:ゆうこ

父が庶民の母に生ませた私は母の死後、父に引き取られることになりました。なさぬ仲でありながら姉や義母はとても優しくて、私は感謝したのです。
しかし私は魔力が高いから利用価値があると思われていただけだと聖女のスキルを持ち王太子の婚約者になった後に知ったのでした。
私生児なんぞ婚約者にしたくないという殿下を唆した姉により私は陥れられ、婚約破棄されて下町に放り出されたのです。
私はそのとき復讐を誓ったのですが。

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