行き倒れを拾いました。あの、見知らぬエルフさん。望んでないのに勝手に俺の家臣になって、ざまぁや無双しようとするの止めてくれない?~スローライフに戻りたい~

著者:鳳仙花

「ところでさ、二人とも」

「はい?」
「我が王、なんでしょうか?」

「道行く冒険者の人なんだけど。目が合ったからって、因縁つけるのやめない? まるでバーサーカーみたいだよ俺たち」

「セージ様、それは仕方なきこと」
「王の威光にひれ伏さないなんて……無双してくれと言ってるようなものです」

「威光なんて放ってないから。女性や子ども助けるのはいいけど、次に理不尽な無双したらエルフの里送りね」

「!?」
「セージ様! クーリングオフだけは、クーリングオフだけはぁあああ!!」

「…………」

「わ、我が王よ、なんですかその目は。ご褒美ですか」
「ありがたき幸せ」

「しかもドMでもあるのかよ」

※コメディです。ヒューマンドラマ的なカタルシスざまぁなどはございません。

カクヨムでも少しずつ掲載中。
まだこちらの方が先行してますが
この作品のみそちらに移してもよいですね

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