邪魔者の私は消えていたのですが、再び王子の前に現れました。殿下、震えていますが、大丈夫ですか?

著者:鈴村

大勢の貴族が集まるパーティ会場で、ラファエル王子は震えていた。
いなくなったはずのバレッタ・ベロニクが、突然現れたからだ。

彼女はラファエル王子にとって邪魔な存在だった。
だから、あの時始末したはずだったのに……。
彼女はラファエル王子の秘密を、大勢の貴族の前で暴露しようとし始めた。

ラファエル王子は、その秘密だけは誰にも知られたくなかった。
自身の立場が危うくなるどころか、人生が終わるほどの秘密だからだ。

バレッタが貴族たちに話し始めた。
ラファエル王子は、震えながら話を聞いていた……。

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