さんざんゴミだのクズだの言われたおかけで、バグもチートも使い放題の【不正能力】に目覚めました。 〜あれ、俺を馬鹿にした転移者が魔法を衰退させている気がするので、元に戻してあげましょう〜

 勇者レクターは、最強の剣士として毎日修行に明け暮れていた。

 魔王を倒し、世界の人々を救うため。

 レクターはありあまるほどの剣の才能を発揮し、日々特訓を重ねていた。

 しかし、ある日国王が《転移者》を異世界から召喚してしまう。

 国王の命により転移者と戦ったレクターは、まったく手も足も出ないままに敗北。そして数か月後、意識を取り戻した頃には、なんと転移者が魔王を倒していた。

さらに恋人のクロエまでも寝取られ、レクターは失意の底に落ちる。しかもなぜか、国の住民すべてがレクターを敵視し始めていた。

レクターは再び転移者に一方的にボコボコにされ、命を落とす。

そしてその後――レクターはなんと10年先の未来に転生を果たした。しかもなぜか、転移者によって魔法の技術が衰退している始末。

そこに違和感を覚えたレクターは、転生によって身に着けた《不正力》で無自覚に無双を繰り広げる――!

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