悪役令嬢が残した破滅の種

著者:八代奏多

 妹を虐げていると噂されていた公爵令嬢のクラウディア。
 そんな彼女が婚約破棄され国外追放になった。

 その事実に彼女を疎ましく思っていた周囲の人々は喜んだ。
 しかし、その日を境に色々なことが上手く回らなくなる。

 断罪した者は次々にこう口にした。

「どうか戻ってきてください」

 しかし、クラウディアは既に隣国に心地よい居場所を得ていて、戻る気は全く無かった。

 何も知らずに私欲のまま断罪した者達が破滅へと向かう中、悪役にされた令嬢が幸せを掴むまでの物語。

※アルファポリス様で同名作品を投稿しています。

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