処刑される公爵令嬢は救いの王子の夢を見る

「ソフィア・フォン・フォールランドを処刑する」
無実の罪を着せられて処刑されることになった公爵令嬢のソフィアは断頭台に頭を乗せられながら、かつて自分を助けると言ってくれた隣国の頼りない王子のことを思い出した。助けを呼ぶその声は風にのって、遥か遠方へと届いて――。

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