前世を思い出したネガティブな私は勝手に断罪を恐れております

著者:シシ

前世の記憶を思い出した私は、見た目や公爵令嬢であること、さらに王太子殿下の婚約者など、自分が悪役令嬢の設定そのものなことに気づいた。自分が登場する乙女ゲームをプレイした記憶はないけれど、もし悪役令嬢役なら断罪されてしまう、と考え前髪で顔を隠し下を向いて猫背で生きてきた。
そうして十五才で入学した学院で、ヒロインと思われる可愛らしい女性と、婚約者である殿下が一緒にいるところをついに目撃してしまう。

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