追放空手家ケンシン、弟子も育てて無双する ~無能と罵られて勇者パーティーを追放されたが、俺はあいつらの没落など気にせず、弟子入りしてきた将来の三拳姫とともに武の頂点を目指す~

 初めて【日間総合ランキング300位】内に入りました。
 読者さま本当にありがとうございます。

【あらすじ】

「ケンシン、てめえは今日限りでクビだ! このパーティーから出て行け!」

 ある日、サポーターのケンシンは勇者のキースにそう言われて勇者パーティーをクビになってしまう。

 そんなケンシンをクビにした理由は魔力が0の魔抜けだったことと、パーティーに何の恩恵も与えない意味不明なスキル持ちだったこと。

 そしてケンシンが戦闘をしない空手家で無能だったからという理由だった。

 ケンシンは理不尽だと思いながらも、勇者パーティーになってから人格が変わってしまったメンバーのことを哀れに思い、余計な言い訳をせずに大人しく追放された。

 しかし、勇者であるキースたちは知らなかった。

 自分たちがSランクの冒険者となり、国王から勇者パーティーとして認定された裏には、人知れずメンバーたちのために尽力していたケンシンの努力があったことに。

 それだけではなく、実は縁の下の力持ち的存在だったケンシンを強引に追放したことで、キースたち勇者パーティーはこれまで味わったことのない屈辱と挫折、そして没落を経験していくこととなる。

 一方のケンシンは勇者パーティーから追放されたことで自由の身になり、国の歴史を変えるほどの戦いで真の実力を発揮することにより英雄として成り上がっていく。

 その途中においてケンシンは自分しか使えない継承スキル【神の武道場】を使い、王女(おうじょ)、漢女(おとめ)、聖女(せいじょ)を自分の弟子として鍛え上げることで、一人の空手家としても大きく成長することとなる。

 これは後世において【大拳聖(だいけんせい)】と呼ばれた空手家と、その空手家を最後まで支えた【三拳姫(さんけんき)】と呼ばれた三人の女性の若き日の物語――。

【親愛なる読者様へのお知らせ】

※勇者サイドの話は基本的に【ざまぁ】の前ふりか【ざまぁ】シーンになっています。

※この作品はカクヨム様にも掲載しています

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー