病んでる伯爵令嬢はヤンデレ執事の溺愛に気付かない

著者:あかこ

『呪われた令嬢』の異名を持つオフィーリアは、3度目の婚約破棄により心が疲れ果てていた。

修道院に入ろう、と。

そう、決意したオフィーリアに彼女の執事が告げる。

「かしこまりました。ですが少しお時間をください。お嬢様が一切の憂慮を抱かないような修道院を探して参ります。どうかそれまでお待ち頂けますか?」

美しい顔立ちをした執事セオドアの言葉に従うオフィーリアは気付かない。

彼が、セオドアがオフィーリアに執着するほどの。
ひたむきな愛情を抱えていることを。

※6話で終わる予定

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