聖女ディートリンデは毎日が憂鬱だった。
夫であるアレッシオ王太子は彼女に冷たく、代わりに他の女性たちに笑顔を振りまく。
ふたりの結婚は王命によるもので、そのせいでアレッシオは愛する人と添い遂げられなかったからだ。
私のせいではないのに、と思いながら耐えるディートリンデ。 本当は子供のころからアレッシオを好きだったけれど、伝えることもできない。
そんなある日、彼が愛人を囲い始めたと聞いて……。
聖女ディートリンデは毎日が憂鬱だった。
夫であるアレッシオ王太子は彼女に冷たく、代わりに他の女性たちに笑顔を振りまく。
ふたりの結婚は王命によるもので、そのせいでアレッシオは愛する人と添い遂げられなかったからだ。
私のせいではないのに、と思いながら耐えるディートリンデ。 本当は子供のころからアレッシオを好きだったけれど、伝えることもできない。
そんなある日、彼が愛人を囲い始めたと聞いて……。
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