黄金の国の狩人

著者:神誠

神聖帝国の東方に位置するオステンブルグ侯爵領。
その地を統べる侯爵の娘アンナは、行き倒れていた一人の旅人の命を救う。
真十郎と名乗るその旅人は、遥か東方の黄金の国と呼ばれる島国から来たのだという。
それから六年。
真十郎は流れ着いた地で、狩人として穏やかに日々を過ごしていた。
だが、国境を接する草原の民の軍勢が彼らの住む地を脅かし始めたのをきっかけに、その平穏な日々は終わりを迎える。
少女の悲しみを目にしたとき、真十郎は己の過去と向き合い、戦いに身を投じる決意をする。
これが、のちに英雄と呼ばれることになる一人の男の戦いの始まりだった。

※注意 
本作は所々三人称と一人称が混ざったような文体になっている個所があります。
これは海外では一般的な文法で(自由間接話法というようです)、普段から海外の翻訳小説等を読み慣れている人には違和感なく読めるようですが、そういった小説を読み慣れていない方には読みづらいものらしいので、お気を付けいただければと思います。

本作はノベルアップ+にも掲載しております

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