「ランス、おまえみたいな適なしの無能はこのパーティーから追放だ!」
職業適性の有無で評価される世界。
職業適性なし。
そして高難易度ダンジョンで強敵へのおとり。
そんな理不尽な理由で突然、所属パーティーを追放されたランス。
仲間だと思っていたパーティーメンバー。
彼らはランスをもともと仲間と思っていなかった。
ランスは二つの強力なスキルで、パーティーをサポートしてきた。
しかしそれらが認められることはついになかったのだった。
追放されたランス。
奴隷だったハイエルフ少女のミミとパーティーを組み。
そして冒険者として、どんどん成りあがっていく。
その一方でランスを追放した元パーティー。
彼らはどんどん没落していった。
気づけはランス達は、元パーティーをはるかに凌駕していた。
そんな中、ある人物からランスは自身の強力なスキルが、勇者と魔王の固有のスキルであることを知らされる。
「え!? 俺の両親って勇者と魔王?」
ランスは様々な争いに次々と巻き込まれていくが――
その勇者と魔王の力とランス自身の才によって、周囲の度肝を抜く結果を引き起こしてゆくのであった。
※誤字脱字報告ありがとうございます!
※固有スキルの設定について、1話、6話に軽く追記しています。(11/9)
※章管理を一旦削除(11/16)->復活(11/17)
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