「そなたが最も美しく、最も幸福な時に、そなたの命を齧り取ることにしよう」
そう約束した竜とヒトの娘。
竜の目には、娘の日々は幸福であるように見えた。妻はいつでも美しく笑っていた。
それなのに、今はもう動かない。
大地とともに生まれた竜と、限りある生命をもつヒトとの、切なくてどうしようもない恋と命の顛末。
(この短編は先日、とある方のツイートに感銘を受け、着想を得て、オリジナルの短編小説に仕上げたものです。元ツイの世界観とは一切関係がなく、またツイート主さまには公開の許可を頂戴しております。)
(カクヨム、エブリスタにも投稿しています。11/26、タイトルとジャンルをそちらに合わせて変更しました)
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