婚約破棄されたら、熱烈に告白されました

疲れた体を引きずって夜会に出れば、婚約者である第一王子から婚約破棄を告げられた。
驚いていれば、どうやらその理由が「能力が低い」せいだという。
そして、次の婚約者はわたしの異母妹であるアマーリエ。彼女の方がわたしよりもすべてにおいて能力が高いらしい。
もう疲れていたわたしには、この婚約破棄はとても魅力的に見えた。婚約破棄を了承する。
さっさと城を出ていこうと準備しているところに、わたしの補佐をしてくれたリアム様がやってきた。

そして彼は言う。
「クローディア嬢、他に思う相手がいないのなら俺に口説かれてくれ」

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー