赤い悪魔と呼ばれる傭兵 ―堅実な魔法剣士― 【二章完結】

エリオットは奴隷の子だが、日本人で社会人だった前世の記憶をもっていた。
元騎士で魔導士だった彼の父は、奴隷となっても我が子エリオットに文字の読み書き、魔法に必要な知識を授けたことで、エリオットは自分の力と魔法で奴隷から傭兵へと転身できたのである。傭兵となって五年、前世の記憶と素質、努力と経験で赤い悪魔―クリムゾンディヴロ―と呼ばれるほどの実力者になった彼だか、慢心をせず数々の仕事をこなし、堅実にお金を貯めていく。
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最高の魔法戦士と呼ばれるまでに名をあげていくエリオットを中心に、物語は語られる。

第一章
【赤い悪魔と二人の聖女】
グーリットを拠点に傭兵で生活をするエリオットは、キメラ討伐の仕事を請け負うことでアロセル教団の聖女パトレアと知り合うことになる。美しい聖女とともに暗躍するネクロマンサーを追う彼は連戦をくぐり抜けて事件を解決に導く。
(2021年12月5日一章完結)

第二章
【赤い悪魔と森の姫君】
ネクロマンサーから始まった事件を解決したエリオットは、戦働きを終えてギルドに報酬を受け取りに寄ると、戦いを挑んできた仮面の女性と出会う。この出会いが、その後の事件へと続くことになるが、エリオットは魔法と剣技で危機をきりぬけ、新たな事件も解決へ導く。
(2021年12月12日二章完結)

第三章
【赤い悪魔と北の戦姫】
都市国家連邦の対帝国反攻作戦に応募していたエリオットは前線で活躍をしていたが、都市国家連邦中央評議会の執政官によって、作戦本部へと呼び戻された。彼はそこで別の依頼を受けることになり、新たな事件へと巻き込まれていくが、自身の力でいくつもの危機をのりこえて解決に導く。
(2021年12月12日18時開始)

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