彼は男爵家の後継者に成りたいだけだった  伯爵? 公爵? 無理無理無理!

著者:お冨

 俺は地方貴族の子爵家三男。しがない一代限りの騎士爵として貴族の最底辺に居た。ところが次兄が侯爵家に婿養子に入ったおこぼれで、男爵家の婿養子になることができた。
 たくましい嫁に領地経営を任せ、国軍で剣を振るしか能のない俺だけど、娘も生まれて人生順風満帆と思っていたら。
 なんで。伯爵家に公爵家、それに王家まで。
 有り得ない波乱万丈な人生なんて、俺の柄じゃないんですけどぉー。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー