お花畑ヒロインに乗っ取られていた私は、初恋の人に嫌われています

著者:ミズメ

男爵令嬢のシンディーは、『前世の記憶』とやらに身体を乗っ取られている間に、とんでもない痴女として名を馳せていた。(ぎりぎり一線は越えていない)
この世界は乙女ゲームの世界で、自分がヒロイン。
そう信じて王子や騎士などを複数籠絡したかつてのシンディーは、一向に嫌がらせをしてこない悪役令嬢に業を煮やし、自ら華麗に階段落ちをして相手を嵌めようとした。だが、張り切って作り込んだドレスが重すぎて、本気で階段を転げ落ちてしまう。
「……その名を呼ばないでください」「ご、ごめんなさい」
その衝撃で正気を取り戻したシンディーだったが、かつての初恋の人であるルドウェンは、痴女時代のせいでシンディーのことをとっても嫌っていた。
田舎に帰り、一人で生きていこうと思った彼女だったが、そのルドウェンがなぜか追いかけてきて……?

乙女ゲームのお花畑ヒロインが、ギリギリで元の人格を取り戻した所から始まるお話。

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