泡沫に神は微睡む

著者:のら

 この世界に産まれたものは、必ずその身に精霊を宿す。
 いかなる生物であろうと例外なく、精霊は宿るはずであった。

 しかし、高天原と呼ばれる島国で武家の長男として生を受けた雨月晶は、精霊を宿さずに産まれたため、家族から疎まれ、ついには故郷から追放されてしまう。

 それから3年、晶は故郷から遠く離れた南の地で、穏やかに日々を営んでいた。

 だが、平穏な日々は終わりを告げ、晶は自分を知る旅へと、一歩、足を踏み出す。

 一話の文字数が大体5000超あります。
 是非とも、読んでいただいたら嬉しいです。

 2021年11月26日、二章開始に伴い章題を追加しました。
 一章 華都奏乱篇
 二章 聖教侵仰篇

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