ある公爵令嬢の婚約とそれに纏わる指輪の物語

著者:ミント

 エリクソン公爵家には代々伝わる指輪があった。その指輪は心を持ち、公爵家に幸せをもたらす存在であるという。
 アリス・エリクソン公爵令嬢は婚約者である王太子カール・オルセンとの顔合わせの際にその指輪を持って行くが、カールはアリスの話を信じないどころか指輪を窓から投げ捨ててしまう。

 慌てて指輪を探すアリスと、それを笑うカール。

 その頃、王宮内では異変が起き始めていて——

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